相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

「仕組みを作っていければ」by朝原宣治さん

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●街頭活動
 JR伊丹駅にて街頭活動。
●文教福祉常任委員会
●団体要望
●文教常任委員会 意見交換会
文教常任委員会で、特定テーマ調査研究の意見交換会
オリンピックメダリストの朝原宣治氏を講師にお招きし、スポーツ振興について意見交換をさせていただきました。
朝原さんは神戸のご出身。2008年北京オリンピック400Mリレーで銀メダルを獲得しています。
現在は大阪ガスが運営する陸上競技クラブの主催者として、次世代育成や地域貢献にも取り組んでおられます。

朝原さんに「兵庫県は何をすれば?」と質問すると
「単発のイベントだけでは継続しない。仕組みを作っていければ」とのこと。なるほど。
また「日本はユルくスポーツを楽しむのが難しい。特に中学高校時代、は運動部だとフルでスポーツを、そうでないとゼロ」の言葉も印象に。
確かにそうだと納得。朝原さんが留学していたドイツではまちのクラブチームが充実しているそう。
日本でも生涯を通して自分なりのペースでスポーツを楽しめる環境を整備していけたらと思います。

一期生での自主勉強会

●会派の議員団総会
 
●県議会の本会議(一般質問3日目)
一般質問3日目。5名が登壇しました。

石井秀武議員(神戸市西区選出)の林業支援の質問で、県の森林率が67%であることを知りました。
うち40%が人工林。確かに宍粟市などが見渡す限り杉林だったりします。
一方で日本の木材自給率は、S30年代は9割を越えていたものの今は4割を下回るとのこと。
そこで県はH29年に「兵庫県県産木材の利用促進に関する条例」を策定しています。
森林(人工林)が多い兵庫県において、今後いっそう伐採→再造林のサイクルを回して持続可能な林業が展開できるよう、支援をしていかねばなりません。

また環境問題についての質問が本日は多く重なりました。
気候変動・地域温暖化の対策、マイクロプラスチック対策・・・
都道府県によっては、環境対策宣言をする・目標を設定して実現を図るなど、積極的に環境問題対策に取り組んでいます。
兵庫県もフラッグシップをたてて県民とともに環境問題の改善や解決に取り組み、よい環境を未来に引き継ぎたいものです。
 
●1期生の勉強会
本会議の後は、1期生の勉強会。
14人いる1期生での自主的な勉強会です。

テーマ:「分権改革と地方創生」
講師:全国知事会事務局次長 満田誉氏

以下、相崎メモ
・議論の出発点は2040年の推計人口
「地方消滅~東京一極集中が招く人口急減」(H26年)増田寛也
・地域創生(農村漁村や遠隔地)
 1、産物の価値向上→高価格での販売(→労働者の所得増加)
  完熟マンゴー(石垣島)、県産マグロ(福井県)※県産の農水産物を提供する県外の飲食店への県補助制度
 2、価値の高さを(権威ある)第三者が証明
  日本酒は賞が証明になる、外国人が気づかない価値を証明するケースも
 3、若者への支援
  支援の一環として少しずつでも買う、小さな仕事でも発注する、多少割高でも買う、
 4、立て直し
・地域創生(大都市)
 技術開発・新商品開発
・絞り込んで先手必勝(IT関係など)
・地方がやるには時間がかかる(最低10年単位)
・現在の地方分権=提案募集方式→地域がやりたいことを国にドンドンぶつけるべし

1100本のサツマイモを焼く

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●焼き芋大会
地元小学校での焼き芋大会。
「まちづくり協議会」という地域団体が、サツマイモを焼いて児童や保護者にふるまうイベントです。
私は地域側の段取り役。もう10年くらいやらせてもらっています。

30名以上もの地域の方が集まって下さり、1100本のサツマイモを焼きました。
長年の取り組みによりノウハウが蓄積されて、ボランティアの皆さんは慣れた手つきで作業してくださいます。
今年も上手に焼き上げることができました。
児童や保護者に「美味しい!」と喜んでもらえて何よりです。

お手伝いくださった地域ボランティア、PTA、先生、児童の皆さん、ありがとうございました!

自治
お昼は自治会の理事会へ。

●研修会
続いて隣の自治会の研修会にお邪魔。
お声がけいただいたので恐縮しながらも。ありがたい限り。

意見交換会
その後は神戸に移動して意見交換会に参加。

兵庫県議会の代表質問

兵庫県議会の12月定例会。本日は代表質問。
要件を満たす4会派の代表が登壇しました。
私が所属する「ひょうご県民連合」からは竹内英明議員(姫路市選出)が登壇。
質問事項は以下の通り。一問一答での鋭く論理的な質問でした。
的確かつ明確に組み立てられたロジックが、理も情もある構成で繰り広げられる議会質問は、聞いていて爽快です。
指定暴力団の抗争激化に伴う特定抗争指定暴力団の指定について、指定するとの答弁を引き出したのは見事でした。
当局の答弁もありがたいです。

「ひょうご県民連合」代表質問
1 関西広域連合のあり方について
2 神戸市立学校での教員いじめ事案と県教育委員会の人事制度について
3 学校における薬物乱用防止対策について
4 指定暴力団の抗争激化に伴う特定抗争指定暴力団の指定について
5 播磨と但馬を結ぶ「播但連絡道路」について
6 職員の超過勤務の削減について
7 「兵庫県行財政運営方針」への大規模事業の反映について

議員定数は住民福祉向上の観点で議論を! ~県議会の勉強会~

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●本会議
兵庫県議会の12月定例会が開会。

●懇話会
兵庫県議会 政調懇話会」
テーマ:地域代表選出のあり方 住民自治を進める議員定数・選挙区の設定の考え方」
講師:江藤俊昭氏(山梨学院大学大学院 法学部教授)

兵庫県議会の勉強会です。
講師は山梨学院大学の江藤先生。この世界の第一人者のお一人です。
マニフェスト大賞の審査員ゆえ、その方面でも大変お世話になっている先生です。

 

江藤先生いわく、「県議会は、全体の代表と地区の代表の二面性を有している」とのこと。
どちらであるべきかの問題意識を持っていましたが、そもそも二面性を有するものなのだと納得できました。

 

また議員定数については、基本的に“住民福祉の向上に連動させるための定数”で議論すべきとのこと。
人口批准が基本だが、適切的確に討議できる人数から議員定数を考えるのが好ましいとのこと。
議員定数は従来、自治体の人口規模によって地方自治法で決められており、その後法定上限数に改定され、それも撤廃されました。
現在は各自治体が決定する事柄であり、何を根拠に議員定数を確定するかの議論が難しいところです。
住民福祉の向上に寄与する定数という考え方は、指針になるとこれも納得しました。

 

あと「議員報酬と議員定数は別の論理であり、独自で説明できるものでなければならない」
「多くの人が立候補して議員活動がしやすいという観点で考えるべき」などの言葉も印象に残りました。

 

様々な課題の指針を教示くださった気がします。
江藤先生、ありがとうございました。

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●会議
神戸にて会議。

●有岡小学校 50周年記念式典
伊丹に戻り、有岡小学校の50周年記念式典に参加。
在校児童の合唱がよかったです。
こういうこと、児童の心に深く残るのでしょうね。

準備に当たった、実行委員会・学校・保護者の皆様、お疲れさまでした。
よい式典に参加させてもらえたことに感謝します。

50周年おめでとうございます!

●会議
伊丹で会議。

●有岡小学校 50周年祝賀会
夜は祝賀会へ。多くの方と意見交換させていただく。

イベント・式典・会合など

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伊丹マダン@伊丹小学校


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クリスマスマーケット@三軒寺前広場


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●会合
朝はある会合に参加。貴重な学びをいただく。

●懇談
市民の方と懇談させていただく。
個人の問題の解決はもちろん、業界全体の質の低下を防ぎたい。

●イベント1
クリスマスマーケット@三軒寺前広場
売っているクリスマス小物がステキ。
屋台の食べ物もGOOD。
ミニステージもよい盛り上がり。

●イベント2
「伊丹マダン」@伊丹小学校
様々な国の文化が一同に会する国際まつり。
※マダン=韓国朝鮮語で“広場”
舞台やフリマも楽しいですが、何といっても諸国の食べ物。
チヂミやチャイ、ベトナムコーヒー、スブラキ(ギリシャの鶏串焼)・・・おい則頂きました。
国際交流は、文化(特に食べ物)を通すのが心にしみる気がします。
どんなカタチにせよ、続けていきたいイベント。応援していきたいです。

●イベント3
「第8回 さようなら原発1000人集会」@東リいたみホール
原発脱原発の大イベント。
以下の言葉が刺さりました。
・「無力と非力は違う」元福井地方裁判所長 樋口英明さん
・「私たちは静かに怒りを燃やす東北の鬼です」福島原発告訴団団長 武藤類子さん

●式典
大変お世話になっている団体の統合式典へ。
さらに力強い団体に生まれ変わることを願い、私も尽力します。