男性育休、どうなるどうする? 〜出産議員ネットワーク〜
「出産議員ネットワーク」「子育て議員連盟」合同研修会 @参議院議員会館
私も関わっている2団体合同の研修会で東京へ。
「出産議員ネットワーク」は、議員在任中に出産を経験した地方女性議員のネットワーク。
「子育て議員連盟」は、上記ネットワークから派生した、子育て世代の政治参画を促進して子育て施策を実効性のあるものにすることを目指した議員連盟。
私は次女を市議1期目の時に出産しました。
議員として出産した経験を活かした社会づくりをと思いながらも、いかんせん対象女性議員の絶対数が少なく孤軍奮闘していたのですが。
1年半前に豊島区議の永野裕子さんが、連携しようとネットワークを呼びかけてくれて。
まさにやりたかったことであり、張り切って参加しています。とりあえず関西ブロックは相崎が担当。
会ではこれまでに、下記のような事を取り組みました。
〇経験者アンケート
〇国会議員への要望活動
〇議長会への要望活動
〇研修会の開催
〇SNSでの情報共有
この会の会合に出ると、元気が出るんです。
各地で頑張っている仲間とあえて、たくさん刺激と元気をもらえるから。
あるメンバーは、「このネットワークは私のパワースポット」と言っています。
地元で頑張り、そして連携して大きなパワーにして、社会を変える!
■第一部 ミーティング
〇参加者自己紹介
〇各議会での取り組み事例紹介
〇意見交換
メンバーでの自己紹介や近況報告。
統一選挙が終わった後だからか、現在妊娠中のメンバーが多数。
現職議長(鎌倉市議の久坂さん)からは、議長会へもっと要望を上げようと提案あり。
■第二部 活動報告
〇ネットワーク&議連の報告
(設立の経緯、活動の報告、報道アーカイブなど)
〇「国会議員の産休に関する議論、スペイン国会での遠隔投票紹介」
※衆議院法制局からの説明
女性議員は妊娠出産のために本会議を欠席せざるを得ない場合があります。
そうすると議員の大きな役目である表決ができないケースも生じます。
そこで、代理投票や遠隔投票など何らかの形で表決権の行使を可能にすることが検討されています。
実は日本の国会において、代理投票には一定にハードルがあります。
憲法56条において、本人要件と出席要件があるから。
そこで国会の知恵袋たる衆議院法制局が知恵を絞って考えたのが、遠隔投票。
本人用件を堅持しつつ、出席の解釈をどう解釈するか。
遠隔投票を実施しているのがスペイン国会。
もちろんセキュリティは必要だが、デモで見る限りとても簡単。
つまり現在において技術的には容易。
地方議会は憲法のシバリがない分、国会より進めやすい。
憲法ではなく、地方自治法の改正になるので。
ぜひとも導入を進めたい。
■第3部 パネルディスカッション「男性育休を考える」
ファシリテーター 安藤哲也(ファザーリングジャパン代表)
パネリスト 山花郁夫(衆議院議員 憲政史上初の産休取得)
宮崎謙介(元衆議院議員)
五十嵐ゆかり(聖路加国際大学 准教授)
中村則仁(あきるの市議会議員 3人を育る父親議員)
大島もえ(元尾張旭市議 ネットワークメンバー 4児の母)
印象に残った言葉
・チームで産休取得に取り組んだ(山花)
・産後ウツは産後2週間がピーク。残念ながら自殺者も(五十嵐)
・男性の育休の義務化については、一足飛びには無理ではないか。法的な仕掛けが必要(山花)
・自民党の男性育休議連がある。宮崎謙介が辞職したあとに議員になった人が中心(宮崎)
・男性育休は、キャリアロスと経済ロスをなくす(安藤)
・男性育休推進が、企業にとって人材確保や経営向上につながる(安藤)
・男性育休に疑問を感じる人は、周産期の女性の情報などを知らないケースもある(大島)
・育休を取ると選挙は厳しいと思っていた。
・産後の女性の状況が本当に浸透していない(五十嵐)
相崎佐和子ホームページ
http://sawako-aizaki.com
私も関わっている2団体合同の研修会で東京へ。
「出産議員ネットワーク」は、議員在任中に出産を経験した地方女性議員のネットワーク。
「子育て議員連盟」は、上記ネットワークから派生した、子育て世代の政治参画を促進して子育て施策を実効性のあるものにすることを目指した議員連盟。
私は次女を市議1期目の時に出産しました。
議員として出産した経験を活かした社会づくりをと思いながらも、いかんせん対象女性議員の絶対数が少なく孤軍奮闘していたのですが。
1年半前に豊島区議の永野裕子さんが、連携しようとネットワークを呼びかけてくれて。
まさにやりたかったことであり、張り切って参加しています。とりあえず関西ブロックは相崎が担当。
会ではこれまでに、下記のような事を取り組みました。
〇経験者アンケート
〇国会議員への要望活動
〇議長会への要望活動
〇研修会の開催
〇SNSでの情報共有
この会の会合に出ると、元気が出るんです。
各地で頑張っている仲間とあえて、たくさん刺激と元気をもらえるから。
あるメンバーは、「このネットワークは私のパワースポット」と言っています。
地元で頑張り、そして連携して大きなパワーにして、社会を変える!
■第一部 ミーティング
〇参加者自己紹介
〇各議会での取り組み事例紹介
〇意見交換
メンバーでの自己紹介や近況報告。
統一選挙が終わった後だからか、現在妊娠中のメンバーが多数。
現職議長(鎌倉市議の久坂さん)からは、議長会へもっと要望を上げようと提案あり。
■第二部 活動報告
〇ネットワーク&議連の報告
(設立の経緯、活動の報告、報道アーカイブなど)
〇「国会議員の産休に関する議論、スペイン国会での遠隔投票紹介」
※衆議院法制局からの説明
女性議員は妊娠出産のために本会議を欠席せざるを得ない場合があります。
そうすると議員の大きな役目である表決ができないケースも生じます。
そこで、代理投票や遠隔投票など何らかの形で表決権の行使を可能にすることが検討されています。
実は日本の国会において、代理投票には一定にハードルがあります。
憲法56条において、本人要件と出席要件があるから。
そこで国会の知恵袋たる衆議院法制局が知恵を絞って考えたのが、遠隔投票。
本人用件を堅持しつつ、出席の解釈をどう解釈するか。
遠隔投票を実施しているのがスペイン国会。
もちろんセキュリティは必要だが、デモで見る限りとても簡単。
つまり現在において技術的には容易。
地方議会は憲法のシバリがない分、国会より進めやすい。
憲法ではなく、地方自治法の改正になるので。
ぜひとも導入を進めたい。
■第3部 パネルディスカッション「男性育休を考える」
ファシリテーター 安藤哲也(ファザーリングジャパン代表)
パネリスト 山花郁夫(衆議院議員 憲政史上初の産休取得)
宮崎謙介(元衆議院議員)
五十嵐ゆかり(聖路加国際大学 准教授)
中村則仁(あきるの市議会議員 3人を育る父親議員)
大島もえ(元尾張旭市議 ネットワークメンバー 4児の母)
印象に残った言葉
・チームで産休取得に取り組んだ(山花)
・産後ウツは産後2週間がピーク。残念ながら自殺者も(五十嵐)
・男性の育休の義務化については、一足飛びには無理ではないか。法的な仕掛けが必要(山花)
・自民党の男性育休議連がある。宮崎謙介が辞職したあとに議員になった人が中心(宮崎)
・男性育休は、キャリアロスと経済ロスをなくす(安藤)
・男性育休推進が、企業にとって人材確保や経営向上につながる(安藤)
・男性育休に疑問を感じる人は、周産期の女性の情報などを知らないケースもある(大島)
・育休を取ると選挙は厳しいと思っていた。
・産後の女性の状況が本当に浸透していない(五十嵐)
相崎佐和子ホームページ
http://sawako-aizaki.com