相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

管内調査(2日目)淡路島など

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洲本市にある私立蒼開中学高校(旧柳学園)


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蒼開中学高校。素敵なスペース。


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淡路教育事務所が入っている洲本総合庁舎


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淡路市立北淡中学のタブレットを活用した授業


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北淡中のメディアセンター(図書スペース)


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北淡中メディアセンター(図書スペース)のポップ。これは読みたくなる!


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明石市立八木谷小学校(これしか写真が撮れなかった。ごめんなさい)


文教常任委員会の管内調査。2日目。

■蒼開中学校・高等学校(旧柳学園)@洲本市
・淡路島の洲本市にある島内唯一の私立校。
・校舎新築を機に、公明を変更(2018年)
・中学は、中高一貫コース&中学のみのコース、
・高校は、①スーパー特進②グローバル特進③アスリート進学の3コース
・淡路島の高校事情
 島内の中学生のうち、2割が島外の高校に進学。5年前の学区再編で拍車。

相崎所感
私立が特色を出していかないと生き残れない厳しさを実感。
「淡路島から私学の灯を消さないでほしい」との学校側の言葉が心に残りました。
リアルには、公立高校の募集定員を検討するなどでしょうが、いずれにせよ、子どもファーストの視点で、よりよい環境整備を進めねばなりません。

■淡路教育事務所
・島内は児童生徒が減少中
 第二次ベビーブーム時の約半分に
・防災教育と言う大きな課題を担っている
 (震災の経験と教訓の伝承、南海トラフ地震の対策)
・人口減少、防災と言う課題を抱える一方、豊かな自然や文化という財産あり

相崎所感
議員:課題を抱える中、淡路の教育をどうするのか?
教育事務所:島外に出る子がほとんどの中、確かな学力と豊かなコミュニケーション力をつけて送りだしたい。
少人数だからこそ、それらができると考えている」
教育事務所の明言が心に残った。
高校については、逆に島外の中学生が「淡路の高校に行きたい」と思うような魅力と特色を出すことが必要なのか。
免許が取得できるなど検討していければ。

淡路市立北淡中学校
・北淡西中と北淡東中が16年前に統合して北淡中に。
・校舎は公立校では類を見ない最新型。
淡路市では小4~中3まで1人1台タブレット支給。

相崎所感
メディアセンターと称する図書スペースがよかった。
開放的なオープンスペースに、司書さんが工夫をこらしたポップが知的好奇心に訴えかける。
本好きだった私にとって、なんともテンションが上がるスペースであった。
北淡中のみんな、素晴らしいスペースを大いに活用して、いっぱい本を読んでね。
タブレットを活用した英語の授業を拝見したが、これもよかった。
ハードを整備したらソフトも充実せねばならない。タブレットという宝を活かしている北淡中を見習いたい。

明石市立八木谷小学校
・「伝統文化の学びの充実事業」を実施中。
わかば太鼓+八姫太鼓=谷八木太鼓が誕生(約20年前)
 6年児童が、地域などに教えてもらて谷八木太鼓を披露する取り組み
・太鼓のイニシャルコストは地域の財団法人が寄付
・太鼓のランニングコストはPTA費から
・事業について県補助金あり(年額10万円)。講師の謝礼に充てている。
・音楽+総合学習の時間で取り組み。

相崎所感
児童が奏でる谷八木太鼓を動画で拝見したところ、大変素晴らしかった。。
6年生でここまでできるの?すごい!という印象。
このような伝統文化の継承は担い手不足→教え手不足が課題ゆえ、そこを質問したところ
大学生などの小学校OBOGが積極的に教えに来てくれるのだそう。
これはいい。児童は嬉しいし、OBOGも楽しかろう。
見習いたい視点である。