相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

スマート農業を進めるには ~新潟県視察 1~

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会派の管外調査(県外視察) ~新潟県~ その1

会派「ひょうご県民連合」で新潟県へ調査に行きました。
以下、相崎のメモと所感でご報告します。

■(株)ベス・アビオ ~スマート農業~
・2016年に設立された、スマート農業に取り組む会社
 環境制御型スマート農業のビジネスモデルを構築し、農業活性化と若者人材育成を目指す。
・スマート農業・・・農業分野において、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化。高品質化を進める農業、
・取り組み事業
 ①苗生産
  →完全閉鎖型植物工場による苗の生産。苗テラス(ユニット型植物工場)による優良な苗の生産と供給
 ②施設園芸
  →ICTを活用した太陽光など環境を制御した施設による、高付加価値の農作物(高糖度トマト)の生産
・農福連携の時代。障がい者や高齢者も農業に→グループ会社内の福祉施設や医療福祉大学と連携

相崎所感
・農業にICTを取り入れたスマート農業。大変興味深い。
 効率性が高く“長年の経験による肌感覚”などが乏しくとも、若者などでも関わりやすい。
・行政に求めるものを伺うと「やはり補助金。設備投資がかかるので経常収益が黒でも減価償却分を含めての資産運営が厳しい」とのこと。
 農業におけるICT活用はこれから不可欠であろう。さすれば行政の経費的支援は意義と効果があり、県が担う責任と役割を改めて実感した。