相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

家庭にマネジメントの観点を

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●集会@神戸
「部落解放研究 第40回兵庫県集会」@神戸に参加。
オープニングは、神戸朝鮮高級学校吹奏楽部による演奏とアピール。
胸を打たれました。同じ時代に生きる人間。一緒。

●講座@伊丹
午後は地元伊丹で講座に参加。
「人生が豊かになるパパの家事育児~家庭にマネジメントの視点を~」

主催は「NPO法人 らしーく」。
自分らしく生きることができる社会づくりを男女共同参画の視点で進めている団体です。
共催でラスタホール。

講師は江上昇さん。
元漫才師の公務員。NPOファザーリングジャパン関西のメンバー。
ゲストに、産前産後専門整体サロンSourireの國見克洋さん。

江上さんの話をお聴きたかったのが半分、らしーくの理念と活動に大いに共感しているのが半分で、自ら講座に参加しました。

男性の育児参加について、理論やデータを用いてマネジメントの観点でお話いただきました。
「家庭という課。担当社員は自分と妻の二人。家事や育児という業務をどうマネジメントするか、と考えてみては?」とのこと。感情論も効果的ですが、理論やデータは説得力があります。
参加男性の中には、「そのパワーポイントのデータは使える。上司に見せるので写メを撮りたい」という人も。
素晴らしいなと思いました。

家庭のあり方は多様化しています。
そうすると家事育児の分担も柔軟性が必要になります。
これまでの定型パターンでは多様性に対応できません。
家庭のあり方がこれまでとは変わっているのに、家事育児の分担はこれまで通りにはいかないのです。
もちろん、これまで通りのパターンの家庭も大いに良いのです。
ただ、社会の変化により家庭のあり方が多様化していることを認識し、それぞれを認め合い、それぞれに合った家事育児の分担をすることも認め合える社会になればと願ってやみません。