相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

一期生での自主勉強会

●会派の議員団総会
 
●県議会の本会議(一般質問3日目)
一般質問3日目。5名が登壇しました。

石井秀武議員(神戸市西区選出)の林業支援の質問で、県の森林率が67%であることを知りました。
うち40%が人工林。確かに宍粟市などが見渡す限り杉林だったりします。
一方で日本の木材自給率は、S30年代は9割を越えていたものの今は4割を下回るとのこと。
そこで県はH29年に「兵庫県県産木材の利用促進に関する条例」を策定しています。
森林(人工林)が多い兵庫県において、今後いっそう伐採→再造林のサイクルを回して持続可能な林業が展開できるよう、支援をしていかねばなりません。

また環境問題についての質問が本日は多く重なりました。
気候変動・地域温暖化の対策、マイクロプラスチック対策・・・
都道府県によっては、環境対策宣言をする・目標を設定して実現を図るなど、積極的に環境問題対策に取り組んでいます。
兵庫県もフラッグシップをたてて県民とともに環境問題の改善や解決に取り組み、よい環境を未来に引き継ぎたいものです。
 
●1期生の勉強会
本会議の後は、1期生の勉強会。
14人いる1期生での自主的な勉強会です。

テーマ:「分権改革と地方創生」
講師:全国知事会事務局次長 満田誉氏

以下、相崎メモ
・議論の出発点は2040年の推計人口
「地方消滅~東京一極集中が招く人口急減」(H26年)増田寛也
・地域創生(農村漁村や遠隔地)
 1、産物の価値向上→高価格での販売(→労働者の所得増加)
  完熟マンゴー(石垣島)、県産マグロ(福井県)※県産の農水産物を提供する県外の飲食店への県補助制度
 2、価値の高さを(権威ある)第三者が証明
  日本酒は賞が証明になる、外国人が気づかない価値を証明するケースも
 3、若者への支援
  支援の一環として少しずつでも買う、小さな仕事でも発注する、多少割高でも買う、
 4、立て直し
・地域創生(大都市)
 技術開発・新商品開発
・絞り込んで先手必勝(IT関係など)
・地方がやるには時間がかかる(最低10年単位)
・現在の地方分権=提案募集方式→地域がやりたいことを国にドンドンぶつけるべし