相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

文教委員会 管内調査 1日目

〜文教常任委員会 管内調査 1日目〜

委員会で県内を視察する「管内調査」。
(県議会では視察を調査といいます)
今回は、西播磨地域の調査です。
県議会ではじめての調査。ワクワク。

兵庫県立大学 播磨理学キャンパス
兵庫県立大学の、赤穂群上郡町光都にある播磨理学キャンパスです。

〇沿革
・H3年 姫路工業大学 播磨光都キャンパス竣工
・H16年 県立3大学の統合で兵庫県立大学が開学
〇課程
学部:理学部
大学院:物質理学研究科・生命理学研究科

相崎所感
兵庫県の広報専門員時代の取材して以来、約15年ぶりの訪問。
兵庫県立大学の研究のレベルの高さ、施設であるスプリング8、サクラ、ニュースバルのハイレベル技術に改めて感嘆。
前述の3施設は放射光施設ですが「巨大な顕微鏡」との説明がわかりやすかった。
放射光でピコの単位(ナノのさらに1/1000)まで見えるのだという。
説明くださった教授陣が、楽しくて仕方ない感じで技術を熱弁されたのが印象的。

学部生、大学院生の就職率がほぼ100%というのには驚いた。
それだけレベルが信頼されているのであろう。

課題はこの施設と技術力をどう活かすか。
産業とのコラボレーションを進めたい。




宍粟市立城下小学校
宍粟市の南西に位置する小学校。
児童数約223人。
近年、商業施設や住宅が増え児童数も増加傾向。

〇キャリア教育
・講演
地域にゆかりのある人を招いての講演。
地元出身社長、障がいを乗り越えて成功した人など。
直接話を聞くのは効果大とのこと。
・地域交流
竹馬やあやとりを教えてもらう、干し柿をつくるなど。

相崎所感
地域との関わりが濃い!というのが率直な感想。
もちろん伊丹市でも、小学校と地域の交流は取り組んでいます。
宍粟市では、交流というより地域と学校が一体という感じ。
玄関には地域の生け花の先生が花を欠かさない、地域の画家が絵を寄贈する、体育館は地域スポーツで予定がびっしり・・・
地域で、地域の子どもを育てよう、地域の学校を活性化させよう、という雰囲気を感じました。
小規模校だから可能なのかもしれないし、正解はありません。
ただ、感じた温かさはとても心地よいものでした。
児童がすくすく成長するヒントをもらった気がします。


↑県産木材を使用した体育館。林業のまち宍粟市

兵庫県立龍野北高等学校

H20年に龍野実業高校と新宮高校が統合して開校した高校。
工業系(電気情報システム科・環境建設工学科・総合デザイン科)、福祉系(総合福祉課)、看護系(看護科・看護専門科)があります。

相崎所感
とてもイキイキした雰囲気の高校でした、
目的意識をもって入学してくるからか、生徒達が目をキラキラさせながら明るく学んでいて。
(夏休みだから生徒は少なかったですが)。
これは社会の即戦力になると思いました。
校長先生はじめ先生方も、自信とプライドを持って指導しているのが伝わってくるのも印象的。
学科間の交流による相乗効果、地域との積極的なコラボレーションなどを、より進めていけると素晴らしいと思います。


↑特別支援学校の生徒との交流で作成


↑看護実習できる教室


↑土木実習ができる教室




相崎佐和子ホームページ
http://sawako-aizaki.com