相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

文教常任委員会 管内調査 ~但馬丹波エリア~ 1日目

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黒島神社のお宝


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22日(水)~24日(金)
文教常任委員会 管内視察(県内視察) ~但馬丹波エリア~

■県立和田山高校 ~県立高校同士の遠隔授業~
和田山高校と千種高校(宍粟市)で、テレビ会議システムを利用した遠隔合同授業
兵庫県から遠隔授業の調査研究校の指定
・小規模校同士で、教員の充実や科目の拡大を図ることが目的
・お互いの教室にカメラやスクリーンを設置して、リアルタイム中継し、1人1台のタブレット端末を使用して同じ授業を行ける
・「わだやマーケット」2017年度~ 和田山高校の授業発表と販売実習の場
・県内高校の総合学科
・1学年120人だが定員割れ

所感
小規模高校同士、中継して合同で授業をやろうという取り組み。
なるほど発想として面白い。
今回は授業をしている側を見学したが、映し出された映像と音声で授業を受ける側は、主体的に学ぶ雰囲気になっているのだろうか。
また、その場にいない生徒も含めての授業は、進め方に工夫が必要だろう。
調査研究校指定の2年目ということ。期待しているの成果をぜひ出してほしい。

■県立村岡高校 ~地域アウトドアスポーツ類型~
・アウトドアスポーツ系+地域創造系=地域アウトドアスポーツ類型
 ※通学区域の指定なし
・生徒さんと意見交換(以下、印象深かった意見)
・「なぜこの類型を選択したか?」
 →「地域を知り、地域を創ることに興味を覚えた」(地域創造系)
  「有名なスキー部に入りたかった」(アウトドアスポーツ系)
  「実家が豊岡で民宿。村高スキー部が合宿に来ており憧れていた(アウトドアスポーツ系)
・「望むことは何か?」
 →「トイレが和式なので改修してほしい」
  「きれいな寮を作ってほしい」

所感
村岡高校は、美方郡の多自然地域に所在する高校。
生徒の募集に苦慮する中、「全国募集」「地域と共に」「特色スポーツ」の方向性で、統廃合の危機を乗り越えたとのこと。
高校の特色づくりは難しいが、成功例として参考にできるであろう。
生徒さんと意見交換したが、みなシッカリしていて感心。

■但馬教育事務所
・児童生徒が激減中
・教師は50台が30%以上
・ローカル&グルーバル教育を目指す
・R3年度~、小中一貫の関宮学園が開校予定
・通学時間が長い子は、学校まで17キロ。

所感
但馬地域は児童生徒数の減少が大きな課題。
今後も但馬全域で年間400人ずつ減少見込み。
当該号はやむをえない状況ではあるが、少人数ならではのメリットを活かして、きめ細かい教育を進めていく必要性を改めて強く実感した。