相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

「第25回 サワコの茶話会」やります!

〜「第25回 サワコの茶話会」のお知らせ〜

普段感じていることなどを気軽にワイワイ話し合う「サワコの茶話会」。
市議時代に引き続き、県議になっても開催します!

いろんな方にお会いできて、いろんなお声を聞かせていただける、私自身とても楽しみにしている会です。
みなさんのご参加を心からお待ちしております。ぜひお越しくださいませ!

↓これまでの様子





「第25回 サワコの茶話会」

●日時:8月31日(土)14:00〜16:00 
●場所:東リいたみホール 3階 大会議室
●参加費:無料
●申込:下記アドレスにお名前を
 sawako-aizaki@hcc6.bai.ne.jp

※当日の飛び込み参加も大歓迎です
 ただ人数把握のため、事前連絡をいただけると助かります
※途中参加・途中退室などもOKです
※託児はありませんが、子ども連れも大歓迎です

相崎佐和子ホームページ
http://sawako-aizaki.com

動物愛護センターへ

兵庫県動物愛護センター」@尼崎市へ。
愛護館のリニューアルオープンセレモニーに参列しました。

 

動物愛護センターは、動物管理業務と動物愛護業務を実施する県の機関です。犬猫の引き取りや譲渡をしています。

リニューアルした愛護センターは、より動物に親しめる工夫を凝らした施設になりました。みなさんも一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

さて、犬猫の殺処分が社会的課題になっています。
殺処分ゼロを目指した取り組みが注目を集める中、兵庫県も積極的に取り組んでいかねばなりません。
ずっと課題解決の必要性を抱いていた分野です。
県の管轄です。県議として研究から始めるつもりです。

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新人の都道府県議会議員が大集合!

全国都道府県議会議長会 新任議員研修会」@東京(砂防会館

新人の都道県議会議員が対象の研修会に参加。
全国から新人都道県議会議員が一堂に会しました。





■講演1
「二元代表制度を超えて」
金井利之氏(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)

元代表制度といわれる首長と議会の関係性について、経緯や現状から見える今後の方向を講演いただいた。
今後は会派内で多様な意見の存在が求められるとの意見が印象的だった。
(以下講演メモより抜粋)
・かつての二元代表制→議会に対抗するために首長側が主張(革新首長VS保守議会)
 議会が政治権力的に強いことが前提だった
・現在の二元代表制→議会が首長とならんで独自政策決定する政治機関として主張(議会改革)
・かつては党内で意見が違うのは当然だった。今は政府の意向=与党になっている
・首長と議会の党派対立がない状況下、二元代表制に意味があるのか?
・二元代表制の限界
 統一政府(首長と議会に対立なし)→結果的に首長優位で政策決定
 分割政府(首長と議会に対立あり)→現実として非自民系の首長が議会で多数派を組めるのか?
・二元代表制を超えて、同一党派内の多様な意見の存在が求められるのでは。
・予算提案が首長にある地方自治法102条をどう思うか(質問)
 →議会が予算を提案して議論したらよいのではないか。首長の提案する権利を奪うのも問題。
・多選首長やベテラン議員についてどう思うか(質問)
 →期数でパワーバランスをコントロールするのは困難ではないか

■講演2
「日本の地方財政と近年の地方税制改革」
関口智氏(立教大学大学院経済学研究科 教授)

地方財政の現状と課題を講演いただいた。
交付税以外での財政需要の補完において、課税自主権の検討などの話が印象深かった。
(以下、講演メモより抜粋)

地方財政の課題と対策
�@地方の財政需要(人口減、インフラ老朽化など)への対応 ※連携、優先順位付け
�A安定的で偏在度が少ない地方税体系 ※生産、分割基準の精緻化、標準税率引き上げ
�B財政力格差是正の程度や規模に暗視、社会的合意を得る必要性 
�C交付税制度の枠外での財政需要を充足 ※課税自主権の行使など

・国県市の事務配分
都道府県の所管は以下の通り
(「県政って何をしているの?」との質問も多い中、これは分かりやすい!)
�@福祉:地域医療計画・保健所・生活保護(町村)・児童福祉
�A教育:公立大学・私立助成(幼〜高)・高等学校・特殊教育学校・小中学校の給与人事
�B公共資本:国道(指定区間以外)・都道府県道・一級河川(指定区間)・二級河川・港湾・公営住宅・市街化区域・調整区域決定
�Cその他:警察・職業訓練

■講演3
「議会の仕組みと運営」
内田一夫氏(前全国都道府県議会議長会 事務局次長)

議会の決まり事や実際の運営について講演いただいた。
個人的には、県議会も市議会も根拠法令は地方自治法なので、仕組み等は市議会時代に学んだ通り。
改めて確認できたり詳しく学べたりしたのが収穫であった。


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男性育休、どうなるどうする? 〜出産議員ネットワーク〜

「出産議員ネットワーク」「子育て議員連盟」合同研修会 @参議院議員会館

私も関わっている2団体合同の研修会で東京へ。
「出産議員ネットワーク」は、議員在任中に出産を経験した地方女性議員のネットワーク。
「子育て議員連盟」は、上記ネットワークから派生した、子育て世代の政治参画を促進して子育て施策を実効性のあるものにすることを目指した議員連盟

私は次女を市議1期目の時に出産しました。
議員として出産した経験を活かした社会づくりをと思いながらも、いかんせん対象女性議員の絶対数が少なく孤軍奮闘していたのですが。
1年半前に豊島区議の永野裕子さんが、連携しようとネットワークを呼びかけてくれて。
まさにやりたかったことであり、張り切って参加しています。とりあえず関西ブロックは相崎が担当。

会ではこれまでに、下記のような事を取り組みました。
〇経験者アンケート
〇国会議員への要望活動
〇議長会への要望活動
〇研修会の開催
〇SNSでの情報共有

この会の会合に出ると、元気が出るんです。
各地で頑張っている仲間とあえて、たくさん刺激と元気をもらえるから。
あるメンバーは、「このネットワークは私のパワースポット」と言っています。
地元で頑張り、そして連携して大きなパワーにして、社会を変える!











■第一部 ミーティング

〇参加者自己紹介
〇各議会での取り組み事例紹介
〇意見交換

メンバーでの自己紹介や近況報告。
統一選挙が終わった後だからか、現在妊娠中のメンバーが多数。
現職議長(鎌倉市議の久坂さん)からは、議長会へもっと要望を上げようと提案あり。

■第二部 活動報告

〇ネットワーク&議連の報告
 (設立の経緯、活動の報告、報道アーカイブなど)
〇「国会議員の産休に関する議論、スペイン国会での遠隔投票紹介」
 ※衆議院法制局からの説明

女性議員は妊娠出産のために本会議を欠席せざるを得ない場合があります。
そうすると議員の大きな役目である表決ができないケースも生じます。
そこで、代理投票や遠隔投票など何らかの形で表決権の行使を可能にすることが検討されています。

実は日本の国会において、代理投票には一定にハードルがあります。
憲法56条において、本人要件と出席要件があるから。
そこで国会の知恵袋たる衆議院法制局が知恵を絞って考えたのが、遠隔投票。
本人用件を堅持しつつ、出席の解釈をどう解釈するか。

遠隔投票を実施しているのがスペイン国会。
もちろんセキュリティは必要だが、デモで見る限りとても簡単。
つまり現在において技術的には容易。

地方議会は憲法のシバリがない分、国会より進めやすい。
憲法ではなく、地方自治法の改正になるので。
ぜひとも導入を進めたい。

■第3部 パネルディスカッション「男性育休を考える」

ファシリテーター 安藤哲也(ファザーリングジャパン代表)
パネリスト 山花郁夫衆議院議員 憲政史上初の産休取得)
 宮崎謙介(元衆議院議員
 五十嵐ゆかり(聖路加国際大学 准教授)
 中村則仁(あきるの市議会議員 3人を育る父親議員)
 大島もえ(元尾張旭市議 ネットワークメンバー 4児の母)

印象に残った言葉
・チームで産休取得に取り組んだ(山花)
・産後ウツは産後2週間がピーク。残念ながら自殺者も(五十嵐)
・男性の育休の義務化については、一足飛びには無理ではないか。法的な仕掛けが必要(山花)
自民党の男性育休議連がある。宮崎謙介が辞職したあとに議員になった人が中心(宮崎)
・男性育休は、キャリアロスと経済ロスをなくす(安藤)
・男性育休推進が、企業にとって人材確保や経営向上につながる(安藤)
・男性育休に疑問を感じる人は、周産期の女性の情報などを知らないケースもある(大島)
・育休を取ると選挙は厳しいと思っていた。
・産後の女性の状況が本当に浸透していない(五十嵐)

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http://sawako-aizaki.com

地元の夏祭り、開催!!

地元の小学校区の夏祭り「第14回 南小フェスタ」開催!

第3回から参画しているので(市議時代)、今年でもう12回目。
今年も司会進行役です。
(本部席でバタバタしているため自治会の屋台手伝いはできず、申し訳ない限り)

今年はお天気が良く(準備は暑かった!)、例年に増して大勢の方にお越しいただきました。
盛り上がっているのを見ると、本当に嬉しくなります。

楽しい夏の一時を過ごしていただけたなら幸いです。
関係者の皆さん、お疲れ様でした!








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「出産議員ネットワーク」久々にイベントやります!



私も関わっている「出産議員ネットワーク」で、イベントを開催します!
東京開催ですが、聞きごたえのある力強い内容です。
ぜひご参加いただきたいです。心からお待ちしています!

このような取り組みを通して、出産育児と議員活動が両立できる仕組みづくり、どんな職業や立場にあっても妊娠出産ができる社会づくりを、連携して進めていきたいと思っています。

※参加希望は、直接申し込むか、相崎までメッセージをお願いします。

〜〜〜以下、案内文〜〜〜

8月19日(月)「出産議員ネットワーク」「子育て議員連盟」合同研修会、パネルディスカッション【男性育休を考える】のご案内です。

小泉進次郎衆議院議員が育休取得するか注目されている中、男性議員の育休にも詳しい下記メンバーで、男性育休についてディスカッションします。
是非、お誘い合わせの上、ご参加下さい。

日時: 8月19日(月)15:30〜17:00(受付:15:00~)
場所: 参議院議員会館(1F 101会議室)

ファシリテーター> 
・安藤哲也(NPO法人ファザーリングジャパン 代表理事
<パネラー>
山花郁夫衆議院議員 男性国会議員で初めて育休取得)
・宮崎謙介(元衆議院議員
・五十嵐 ゆかり(聖路加国際大学 准教授 ウィメンズヘルス・助産学)
・中村 則仁(あきる野市議会議員 議員在任中に配偶者が出産し子育て真っ最中。)
・出産議員ネットワークメンバー

参加費:1,000円(議員以外の方)

ご参加希望の方は、表題に【子育て議連研修会】と明記の上( hiroko_toshimaku@yahoo.co.jp )宛にお申込みください。 

※「出産議員ネットワーク」… 議員在任中に出産経験のある地方議員・元議員による超党派・全国規模のネットワーク
※「子育て議員連盟」 … 子育て世代の政治参画を促進し、子育て支援施策をより実効性のあるものにすることを 活動理念とした、超党派・全国地方議員によるの議員連盟

※ 議員関係者は、下記日程でランチミーティングからのご参加が可能です。

第 一 部 12:00~13:30 合同ランチミーティング
・参加者の近況、各議会での取り組み・進捗状況紹介
第 二 部 13:45~15:00 出産議員ネットワーク・子育て議員連盟 活動報告
・国会議員の産休・育休の議論、スペインの遠隔投票の実例紹介
明石市養育費立替パイロット事業、大阪市養育費の保証促進補助金制度取扱事業者のご紹介
第 三 部 15:30~17:00 パネルディスカッション
          「男性育休を考える」
合同懇親会 18:00〜 近傍飲食店にて

議員関係者の方は【子育て議連研修会】と標記の上、メールで( hiroko_toshimaku@yahoo.co.jp )お申し込みください。

議員関係者の参加費は以下になります。
都道府県、政令市、東京23区の議員 3,000円
・その他の自治体議員        2,000円
合同懇親会   実費

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「ルポ 中年フリーター 働けない働き盛りの貧困」

〜最近読んだ本〜

「ルポ 中年フリーター 働けない働き盛りの貧困」小林美希


Amazon HPより

県議会の6月定例会で、県庁内の非正規職員の雇用改善について取り上げました。
その際の参考資料として購入した一冊。

増加する中年の非正規雇用者。
社会に出るころに就職氷河期で、仕事に就けない、就けても非正規。
結婚出産がままならず、できても苦労の連続。
私もこの世代で、苦労した経験があるのでとてもよくわかります。

これは本人の努力不足なのか?力不足なのか?自己責任なのか?
いや否。
時代の犠牲者であり、救済は行政の責任。
私はそう思っています。

印象に残った箇所。
「妊娠は本来おめでたいことで、周囲に“おめでとう”と言ってもらえるもの。
しかし現実は、働く女性が妊娠したら“すみません”と謝らなければならない」

そうなんです。現実は“すみません”と言わなければならないんです。
私も言いましたよ。迷惑をかけて申し訳ないと思ったから。

妊娠が謝罪事項である日本。
女性が妊娠を申し訳ないと思ってしまう日本。
これでいいわけがない。

私は、働きたい人は安定して働ける社会を創りたい。
安心して産み育てられる日本を創りたい。
安心して老後を迎えることができる日本を創りたい。

そのために、また明日からも奔走しようと決意するのです。

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