相崎佐和子の議員日記

兵庫県議会議員の相崎佐和子が、議員活動の様子などを綴ります

「出産議員ネットワーク」久々にイベントやります!



私も関わっている「出産議員ネットワーク」で、イベントを開催します!
東京開催ですが、聞きごたえのある力強い内容です。
ぜひご参加いただきたいです。心からお待ちしています!

このような取り組みを通して、出産育児と議員活動が両立できる仕組みづくり、どんな職業や立場にあっても妊娠出産ができる社会づくりを、連携して進めていきたいと思っています。

※参加希望は、直接申し込むか、相崎までメッセージをお願いします。

〜〜〜以下、案内文〜〜〜

8月19日(月)「出産議員ネットワーク」「子育て議員連盟」合同研修会、パネルディスカッション【男性育休を考える】のご案内です。

小泉進次郎衆議院議員が育休取得するか注目されている中、男性議員の育休にも詳しい下記メンバーで、男性育休についてディスカッションします。
是非、お誘い合わせの上、ご参加下さい。

日時: 8月19日(月)15:30〜17:00(受付:15:00~)
場所: 参議院議員会館(1F 101会議室)

ファシリテーター> 
・安藤哲也(NPO法人ファザーリングジャパン 代表理事
<パネラー>
山花郁夫衆議院議員 男性国会議員で初めて育休取得)
・宮崎謙介(元衆議院議員
・五十嵐 ゆかり(聖路加国際大学 准教授 ウィメンズヘルス・助産学)
・中村 則仁(あきる野市議会議員 議員在任中に配偶者が出産し子育て真っ最中。)
・出産議員ネットワークメンバー

参加費:1,000円(議員以外の方)

ご参加希望の方は、表題に【子育て議連研修会】と明記の上( hiroko_toshimaku@yahoo.co.jp )宛にお申込みください。 

※「出産議員ネットワーク」… 議員在任中に出産経験のある地方議員・元議員による超党派・全国規模のネットワーク
※「子育て議員連盟」 … 子育て世代の政治参画を促進し、子育て支援施策をより実効性のあるものにすることを 活動理念とした、超党派・全国地方議員によるの議員連盟

※ 議員関係者は、下記日程でランチミーティングからのご参加が可能です。

第 一 部 12:00~13:30 合同ランチミーティング
・参加者の近況、各議会での取り組み・進捗状況紹介
第 二 部 13:45~15:00 出産議員ネットワーク・子育て議員連盟 活動報告
・国会議員の産休・育休の議論、スペインの遠隔投票の実例紹介
明石市養育費立替パイロット事業、大阪市養育費の保証促進補助金制度取扱事業者のご紹介
第 三 部 15:30~17:00 パネルディスカッション
          「男性育休を考える」
合同懇親会 18:00〜 近傍飲食店にて

議員関係者の方は【子育て議連研修会】と標記の上、メールで( hiroko_toshimaku@yahoo.co.jp )お申し込みください。

議員関係者の参加費は以下になります。
都道府県、政令市、東京23区の議員 3,000円
・その他の自治体議員        2,000円
合同懇親会   実費

相崎佐和子ホームページ
http://sawako-aizaki.com

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「ルポ 中年フリーター 働けない働き盛りの貧困」

〜最近読んだ本〜

「ルポ 中年フリーター 働けない働き盛りの貧困」小林美希


Amazon HPより

県議会の6月定例会で、県庁内の非正規職員の雇用改善について取り上げました。
その際の参考資料として購入した一冊。

増加する中年の非正規雇用者。
社会に出るころに就職氷河期で、仕事に就けない、就けても非正規。
結婚出産がままならず、できても苦労の連続。
私もこの世代で、苦労した経験があるのでとてもよくわかります。

これは本人の努力不足なのか?力不足なのか?自己責任なのか?
いや否。
時代の犠牲者であり、救済は行政の責任。
私はそう思っています。

印象に残った箇所。
「妊娠は本来おめでたいことで、周囲に“おめでとう”と言ってもらえるもの。
しかし現実は、働く女性が妊娠したら“すみません”と謝らなければならない」

そうなんです。現実は“すみません”と言わなければならないんです。
私も言いましたよ。迷惑をかけて申し訳ないと思ったから。

妊娠が謝罪事項である日本。
女性が妊娠を申し訳ないと思ってしまう日本。
これでいいわけがない。

私は、働きたい人は安定して働ける社会を創りたい。
安心して産み育てられる日本を創りたい。
安心して老後を迎えることができる日本を創りたい。

そのために、また明日からも奔走しようと決意するのです。

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県庁で「政務調査会」

昨日本日と、兵庫県議会にて「政務調査会」。

10時〜17時まで2日間にわたり、県庁の各部局から施策について説明を聞き、質疑や要望をするという会です。
“県議会はこういう場をキッチリ設けているのだな”という印象。
県行政の取り組みを改めて把握できるとともに、質問や要望の声を届けることができる、よい機会だと実感しました。
伊丹市議会時代はなかった会。新人県議としては新鮮でした)



やり取りする部局は以下の通り。
企画県民部、健康福祉部、農政環境部、県土整備部、産業労働部、企業庁、病院局、教育委員会、警察

私からは次のようなことを申し上げました。

■地域医療体制において、県が地元と連携してサポートや調整の役割を担うべき
伊丹空港について、関西3空港懇談会で国際線復便にむけての課題とされた騒音問題に対し、
 県として地元とともに航空会社に低騒音機の導入を要望しよう
■県広報について「ひょうご五国プロジェクト」「ヒョーゴアーカイブス」の取り組みの発展を。
県民との連携、観光などへの波及がポイント。情報をまとめた本の出版もぜひ!
■県庁内の男女共同参画について「ひょうごアクション8」(推進計画)に基づき、力強く取り組んでいこう。
■「SSW(スクールソーシャルワーカー)=児童生徒が抱える課題を関係機関と連携して解決をはかる人。社会福祉士の資格を持つ人などが就任」について、
現場は喉から手が出るほど必要としている状況を踏まえ、全中学校区配置に留まらずいっそうの充実を

地元が直面している課題について、県は状況を把握し、広域的な観点での支援、人的財政的な支援をする必要があると思っています。
現場の声をあげ、改善に尽力していく所存です。

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今年も大盛況! マニフェストサミット!

「全国地方議会サミット2019 〜チーム議会が地域をより良くする〜」

今年もやってきました、マニフェストサミット!
議会の最前線について大いに学ぶ1000人規模のサミット、今年は東京ビッグサイトで2日間にわたり開催です。

主催するのは、全国約850名の地方議員などが加盟するローカルマニフェスト推進連盟。
僭越ながら、相崎は共同代表を仰せつかっています。
そして今回は司会進行役。




↑ 相崎は司会。右のパネリストは石破茂さん、逢坂誠二さんなど。



今年のサミットテーマは「チーム議会が地域をより良くする」。
会派を超えて議会全体で取り組むチーム議会から、さらに発展して議会事務局や市民を含めたチーム議会へ。

チーム議会について、様々な立場からセッションをします。
このサミット、登壇者がとにかく豪華。
下記のような方々が大いに議論を展開します。

国会議員セッション→主要政党からの衆議院議員石破茂さん・逢坂誠二さん・稲津久さん)
首長セッション→連盟出身の市長さん方
議会セッション→議会改革ランキング上位の議会の議長
事務局職員セッション→名物職員さん集合
市民セッション→市民活動を経て議員になった方、市民活動を展開している方など。

私は司会進行をしながらなので詳細に話は聞けなかったのですが、以下の言葉が印象に残りました。

・失敗しても誰も文句を言わない。
 1勝0敗より、10勝9敗(岩倉市議会議長)
→様々な抵抗勢力により議会改革が進まないとの悩みに対して勇気が出る言葉

・議員が良い意味で自信を持ってほしい。
 理想をどんどん語って!(越田市長)
→予算決算はじめ議案の決定権は議員が持っている。あきらめないでほしいとのメッセージ

・いい議員を創る市民になりたい(牧之原市ファシリテーションの方)
→市民活動をバリバリされている市民さんによるパンチのある一言。参加議員がみんな唸った名言。

最後に、北川正恭さんの言葉を。
「議会の改革、チーム議会の推進・・・“うちでは難しい”と思っている方も少なくないかと。
 このサミットで、壁を破っている議会がたくさんあることを知ってほしい。
 できるんです。マネしてもいいんです。
 政策本位の政治を進めましょう。善政を競争しましょう。
 そして地域から日本を良くしましょう」

私はそれを進めたい。そのためにこれからも尽力します。

さて、ミットは、全国の議員と知り合えるのも魅力。
各地でバリバリ活動している議員ばかりで、多くの刺激とやる気をもらえます。
以下はそんなみんなと。


↑ローカル・マニフェスト推進連盟」共同代表4名
左から、相崎、黒川さん(横浜市会)、前泊さん(那覇市議)、川上さん(可児市議会)


↑仲良しメンバーで
左から、斎藤さん(戸田市議)、相崎、鈴木さん(江東区議)、前泊さん(那覇市議)

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文教委員会 管内視察 2日目

文教常任委員会 管内調査 2日目

兵庫県教育委員会 播磨西教育事務所
いわゆる中播磨西播磨を管轄する教育委員会

相崎所感
印象に残ったのが、住んでいる地域の行事等に参加している児童生徒の割合。
播磨西地域は驚異の高割合なのです。
小学6年生 80.2%(県59.9% 全国62.7%)
中学3年生 60.3%(県43.1% 全国45.6%)
 ※平成30年度調べ
もともと伝統文化の継承や地域の祭りが盛んな地域ではありますが、高い割合の陰には多くの方の熱意と努力があるのでしょう。
素晴らしいと思いました。

また、今年度で全中学校区に配置となるSSW(スクールソーシャルワーカー)について状況を聞きました。
体制が整ったところ。起こった事例に対応するのみならず、事前に課題対応していければ、との事でした。

■県立大学姫路環境人間キャンパス
姫路市の新在家にある、環境人間学部のキャンパス。
スローガンは「環境と人間の暮らしをデザインし、地域に貢献できる人材を育成する」
H30年度に4つの専門教育系と1課程に再編
(人間形成系・国際文化系、社会デザイン系、環境デザイン系、食環境栄養課程)

相崎所感
今後の社会に必要な方向性を見越した専門内容になっていると実感。
ただ、コースによっては就職率が芳しくないとの話もチラリ。
公務員就職も多いようなので、専門性を活かしてのそのような方向性も良いと感じた。
ちなみにキャンパスは旧制姫路高等学校の跡地。
政財界などに多くの人材を輩出した旧制姫高。
建物や銅像に歴史と誇りを感じるとともに、資料館での卒業生戦死者の写真の羅列に、いかに優秀な人材を戦争によって失ったかを実感。


↑ NKH朝ドラ「朝が来た」のロケ地になった講堂


↑ この銅像にグッときた


姫路市立 琴陵中学校
国立教育政策研究所から「魅力ある学校づくり調査研究事業」の委嘱を受け、モデル校として実践中。
当該事業は、新たな不登校を生まない魅力ある学校づくりを推進する取り組み。

生徒アンケートの結果、「授業がよくわかる」の率が低かったため、魅力ある学校づくりのメインを「授業がよくわかる」に決定。
3部会(学習指導部会・道徳人権部会・生徒指導部会)で課題に取り組み中。

相崎所感
「魅力ある学校づくり(不登校対策)」のモデル校とのこと。
メイン取り組みである“わかりやすい授業づくり”が、不登校対策の特効薬になるわけではないが、重要な事柄の1つであろう。
成果に注目したい。
ちなみに、夏休み中だったが吹奏楽部が練習をしており、数日後のコンクールで演奏予定という1曲を披露してもらった。
とても素晴らしかったよ!




■見野古墳群
姫路市南東部四郷地域にある、横穴式石室を主体とする群衆墳。
H30年に県指定史跡となりました。

相崎所感
古墳群の美しさもさることながら、古墳を核とした地域活動が素晴らしい。
清掃活動、古墳祭り、歩こう会、山あじさい植栽、山あじさい祭り、皮革フェア、盆踊り、人権学習会・・・。
特に良いと思ったのは、100年プロジェクトと称して、山あじさい1万株・山桜1000本を植えるのだとか。
“今をどうするか”との視点になりがちな地域おこしを、長期ビジョンで取り組む様子は大いに参考にしたい。








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文教委員会 管内調査 1日目

〜文教常任委員会 管内調査 1日目〜

委員会で県内を視察する「管内調査」。
(県議会では視察を調査といいます)
今回は、西播磨地域の調査です。
県議会ではじめての調査。ワクワク。

兵庫県立大学 播磨理学キャンパス
兵庫県立大学の、赤穂群上郡町光都にある播磨理学キャンパスです。

〇沿革
・H3年 姫路工業大学 播磨光都キャンパス竣工
・H16年 県立3大学の統合で兵庫県立大学が開学
〇課程
学部:理学部
大学院:物質理学研究科・生命理学研究科

相崎所感
兵庫県の広報専門員時代の取材して以来、約15年ぶりの訪問。
兵庫県立大学の研究のレベルの高さ、施設であるスプリング8、サクラ、ニュースバルのハイレベル技術に改めて感嘆。
前述の3施設は放射光施設ですが「巨大な顕微鏡」との説明がわかりやすかった。
放射光でピコの単位(ナノのさらに1/1000)まで見えるのだという。
説明くださった教授陣が、楽しくて仕方ない感じで技術を熱弁されたのが印象的。

学部生、大学院生の就職率がほぼ100%というのには驚いた。
それだけレベルが信頼されているのであろう。

課題はこの施設と技術力をどう活かすか。
産業とのコラボレーションを進めたい。




宍粟市立城下小学校
宍粟市の南西に位置する小学校。
児童数約223人。
近年、商業施設や住宅が増え児童数も増加傾向。

〇キャリア教育
・講演
地域にゆかりのある人を招いての講演。
地元出身社長、障がいを乗り越えて成功した人など。
直接話を聞くのは効果大とのこと。
・地域交流
竹馬やあやとりを教えてもらう、干し柿をつくるなど。

相崎所感
地域との関わりが濃い!というのが率直な感想。
もちろん伊丹市でも、小学校と地域の交流は取り組んでいます。
宍粟市では、交流というより地域と学校が一体という感じ。
玄関には地域の生け花の先生が花を欠かさない、地域の画家が絵を寄贈する、体育館は地域スポーツで予定がびっしり・・・
地域で、地域の子どもを育てよう、地域の学校を活性化させよう、という雰囲気を感じました。
小規模校だから可能なのかもしれないし、正解はありません。
ただ、感じた温かさはとても心地よいものでした。
児童がすくすく成長するヒントをもらった気がします。


↑県産木材を使用した体育館。林業のまち宍粟市

兵庫県立龍野北高等学校

H20年に龍野実業高校と新宮高校が統合して開校した高校。
工業系(電気情報システム科・環境建設工学科・総合デザイン科)、福祉系(総合福祉課)、看護系(看護科・看護専門科)があります。

相崎所感
とてもイキイキした雰囲気の高校でした、
目的意識をもって入学してくるからか、生徒達が目をキラキラさせながら明るく学んでいて。
(夏休みだから生徒は少なかったですが)。
これは社会の即戦力になると思いました。
校長先生はじめ先生方も、自信とプライドを持って指導しているのが伝わってくるのも印象的。
学科間の交流による相乗効果、地域との積極的なコラボレーションなどを、より進めていけると素晴らしいと思います。


↑特別支援学校の生徒との交流で作成


↑看護実習できる教室


↑土木実習ができる教室




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ありがとうございました

安田真理さん、僅差で次点でした。
あと一歩でした。

お詫びと感謝を仰っていました。
引き続き政治家として力を尽くされるそうです。
素晴らしい人を応援できて幸せでした。

本当に多くのご期待やご支持をいただきながら、お答えすることができず、誠に申し訳ございません。

私たちの声を政治に上げていけるよう、私にできることを必死で考え、死力を尽くして取り組もうと、改めて決意しています。

ありがとうございました。